レッスンは休まず受けたし、単語も覚えました。でも、「英語、かなり上達しましたか?」と聞かれると、自信を持って答えられません。
そんなとき、レッスンを増やしたほうがいいのか、勉強法を変えるべきなのかと迷います。時間を増やすことも選択肢にはなりますが、先に確かめたいことがあります。何が変わることを期待していて、その変化をどんな場面で見ていますか?
勉強した期間や回数だけでは、成果は判断しにくいものです。まず、今の目標と実際の練習がつながっているかを見てみましょう。
「流暢に話せるようになる」を、少し小さく分けてみましょう
英語が上達したかどうかをひと言で判断したくなりますが、会話ではさまざまな力を同時に使っています。相手の質問を理解し、話す内容を選び、表現を探して声に出し、意味が伝わったかを確かめます。
その中で、どこがいちばん難しいですか? 話し始めるのは楽でも説明が長くなると詰まるのか。準備した話はできても質問に答えるのが難しいのか。話し続けられるけれど、同じ表現ばかり使っているのか。分けて考えてみてください。
目標を「もっと上手になる」から「自分の意見に理由を添える」のように変えると、練習も振り返りも具体的になります。今月、すべてを同時に変える必要はありません。
同じ質問に、もう一度答えてみましょう
今日と先月のレッスンで話題が違うと、どちらがうまく話せたかは比べにくくなります。馴染みのある話題を1つ決めて、ときどきもう一度話してみてください。
例えば、「最近解決した問題について説明してください」という質問に答えてみます。最初はどの表現で止まったかをメモし、練習した後で、同じ質問にもう一度答えます。
変化は、話す速さだけではありません。
- 前よりも状況を具体的に説明できましたか?
- 理由や例を付け加えましたか?
- 言葉に詰まったとき、別の表現で話を続けましたか?
- 聞き手に聞き返されたとき、答えられましたか?
可能なら、先生や会話の相手にも、同じ基準で感想を聞いてみましょう。1人で話した内容を録音するかどうかは自由です。負担に感じるなら、メモを残すだけでも構いません。
週2回が合うかどうかは、生活と目標によって違います
誰にとっても十分なレッスン回数が、決まっているわけではありません。今のレベル、目標の時期、1回に集中できる時間、レッスン以外で英語を使う環境が、それぞれ違うからです。
近いうちに英語で発表するなら、しばらくはその場面に集中した練習が必要かもしれません。長く英会話を続けたいなら、日常で無理なく守れる定期的な時間を確保することが先かもしれません。
週2回のレッスンを計画したなら、「2回で十分か」と一緒に、「その時間に何を練習し、次のレッスンまでに何をもう一度使うか」も決めてみましょう。
回数は、目標を助けるための手段です。多く受ければ必ずよいわけでも、少ない回数で誰もが同じ結果を得られるわけでもありません。
レッスンとレッスンの間に、小さなつながりを1つ
復習することが多くて始めにくいなら、前のレッスンで必要だった表現を1つだけ選んでみてください。その表現をそのまま読んだ後、自分の話に置き換えて言ってみます。
生活に合わせて調整しながら、次のように始めてみましょう。
- レッスンの日:もう一度使いたい表現を1つ選びます。
- 次の練習:その表現を使って、自分のことを短く話します。
- 次のレッスン:実際の会話で使い、フィードバックをもらいます。
時間が足りない週は、量を減らしても構いません。何をもう一度使うかを決めておくと、毎回復習する内容を探す負担を減らせます。
変化が見えないとき、自分を責める前に
同じ難しさがしばらく続くなら、具体的な場面を先生に伝えてみてください。「英語が伸びません」より、「予想していた質問には答えられますが、続けて質問されると止まってしまいます」のほうが、レッスンを調整するのに役立ちます。
今のレッスンには実際に話す機会があるか、フィードバックを理解できて次の練習につながっているか、目標に合う話題を扱っているか。一緒に確かめてみましょう。
休まず参加してきた記録は、大切なものです。次は、その時間をどんな練習に使っているかを見てみましょう。もっと大きな計画を立てる前に、次のレッスンで変えたいことを1つ決めてみてください。
